HDMI接続は、とても便利な接続方法ですよね。
HDMIケーブル 1本で、音声・映像が同時に伝送できます。
音声は、ドルビー音声で伝送できますし、映像も、フルHD画像はもちろん、
話題の3D映像だって対応します。
でも、ケーブルがあるから、プレーヤーとテレビは近いほうがいいですし、
2つを離すとなると、長いケーブルが必要になります。
設置の自由度を上げるためワイヤレスにできないか、
そのように考える方も多いと思います。
そして最近になって、HDMIのワイヤレス接続が可能なテレビのラインアップが増えます。
でも、今あるテレビとレコーダーをワイヤレスHDMIにできないか?
それに対応した周辺機器が発売されています。
HDMIの無線化には、2つの規格があります。
1つが、WirelessHD 、 もう1つが、WHDI
2つの規格の特徴を書いてみたいと思います。
まずは、WirelessHD
60GHz という高周波を使っているため、2.4G/5GHz帯の無線LAN、
電子レンジなどとの干渉がなく、高速通信が可能です。
最新のバージョンは、最大28Gbpsまで対応し、3Dや、4K映像の伝送にも対応してます。
価格は、4~5万円ぐらいとちょっと高め。
次は、 WHDI
5GHz帯を使用し、フルHD映像を非圧縮のまま、1ms以下の遅延で伝送でき、
最大伝送速度は3Gbps、3D映像の伝送は、非対応です。
価格は、2万円前後とやや安めになっております。
伝送距離は、どちらも10M前後と、隣の部屋からでも、使えます。
どちらも特徴がありますので、スタイルに合った規格をお選びください。
尚、HDMIワイヤレスは、送信機と受信機がセットになって販売されています。
送信機に接続できるのは、ゲーム機やレコーダーなどの出力系統、
受信機に接続できるのは、テレビ、プロジェクターなどの入力系統となっています。
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