前回掲載したブログ BS ４K放送を受信するには 「４K」って？ にて、
「２K」「４K」「８K」について説明をいたしました。
今回は、BS ４Kを実際に視聴するときに必要な機材について、ご説明します。
必要な機材は
４K放送に対応したテレビ
まずは、「４K放送に対応したテレビ」ですが、「４Kテレビ」と混在しそうですが、違います。
「４K放送に対応したテレビ」は、４K放送に対応しているが、４Kチューナーは内蔵されてない、
「４Kテレビ」は、４K放送に対応し、４kチューナーも内蔵されています。
今あるテレビがどちらかによって、次の「４Kチューナー」が必要か必要ないかが、
変わってきます。
４Kチューナー
４K放送を受信するための装置。上記の「４K放送に対応したテレビ」の時は、必要ですが、
「４Kテレビ」なら、必要ありません。
BS／１１０度CSアンテナ
従来型（２K放送）のBS／１１０度CSアンテナと、４K８K対応のBS／１１０度CSアンテナ
の２つに分かれ、従来型でも一部のBS4Kは視聴できます。しかし、
BS／１１０度CS ４K全チャンネルを視聴したいという時には、
４K８K対応のBS／１１０度CSアンテナが必要になります。
BS／１１０度CSは、電波の性質上から「右旋」と「左旋」に分かれます。
「右旋」と「左旋」とは
BS／１１０度CS放送で用いられる、らせん状に回転する電波（円偏波）の回転の向きで、
変わります。
右旋
右回りで回転する電波を「右旋円偏波」といい、２０１８年１１月までに提供された
BS、１１０度CS放送に使われています。
BS４Kチャンネル（無料チャンネル）
NHK
BSテレ東
BS日テレ
BSTBS
BS朝日
BSフジ
左旋
左回りで回転する電波を「左旋円偏波」といい、比較的新しい電波になります。
BS４Kチャンネル（無料チャンネル）
NHK ８K
ショップチャンネル
４KQVC
BS4Kチャンネル（有料チャンネル）
WOWOW
ザ・シネマ
１１０度CSチャンネル（有料チャンネル）
JSPORTS １
JSPORTS ２
JSPORTS ３
JSPORTS ４
スターチャンネル
スカチャン １
スカチャン ２
日本映画+時代劇
従来型（２K放送）のBS／１１０度CSアンテナから、４K８K対応のBS／１１０度CSアンテナ
に変更するときは、アンテナ周辺にある、分配器、分波器、ブースター等の機材も、
４K８K対応BS／１１０度CSアンテナ に対応したものへの交換で、よりよくなります。
２０１８年１２月１日に、NHK BS４K、NHK BS 8K が実用放送を開始して、５年が経ちました。
そろそろ４K放送を見たいという方は、ご参考にしていただくと、幸いです。
コメント