今や短距離の無線通信規格として定着した
Bluetooth
そのBluetoothのオーディオに関する新しい規格として
LE Auduo
に対応した商品（ワイヤレスイヤホン等）が発売され始めています。
そこで今回は、「LE Audio」について調べてみました。
特長１
「LE Audio」に開発されたオーディオコーディックに「LC３」があり、
体感的に音質が向上している。又、伝送遅延や消費電力も低く抑えられる点も、
見逃せないポイントでもあります。
特長２
マルチ・ストリームオーディオに対応している。
マルチ・ストリームオーディオとは、１台の送信デバイスに、複数の受信デバイスを繋ぎ、
それぞれ独立したオーディオストームを送り出せる機能を言います。
例として、スポーツ中継の番組で、右が主音声、左が副音声と左右違った
オーディオストリームを送り出せることを言います。
特長３
「LE Audio」は、消費電力を低く抑えられいますので、Bluetooth対応の補聴器が発売され、
普及することが期待される。
特長４
「LE Audio」の新機能として「Auracast（オーラキャスト）」があり、
不特定多数のBluetooth対応オーディオに向けて、ブロードキャスト配信を実施する機能です。
１台の送信機に対し、2台のBluetooth対応機を接続する「ペアリスニング」搭載機はありました。
「Auracast」は、１台の送信デバイスから、台数無制限でBluetooth受信機につなげられ、
会議場や講演会、スポーツバーやトレーニングジムなど、声や音楽が明瞭に聞き取れないとき、
「Auracast」を使い、聞き取りやすくします。
まだこれからの規格ですが、Bluetoothの使い方が広がっていきます。
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